2025年4月26日17時~ 六会市民センター会議室
藤沢市湘風台自治会
出席者:1組、2組、3組、4組、5組、6組、7組、8組、10組より計14名
1.経過
2025年
1月 建設業者が建築予定地で街灯の移設・撤去について打診
2月 建設予定の概略案内掲示 その後撤去
3月15日住友林業による建設内容説明会開催(自治会会員21名参加)
住林 建築基準等に合致しており違法性は無いと説明
自治会 3階建てを2階に見直しを要望
住林 住民の意向を施主に伝える
・敷地一杯(80%)に3階建て(約10m)の建物であり周りの住居に対し威圧感があり隣接住居について50cmの間隔に建造物が建てられる内容
3月31日 湘風台自治会総会で課題説明
住林より回答①施主は住民と会わない②隣地が自宅建築当時に「この地区は3F建を建てられない」と不動産会社と交わした覚書は本件建設に対し制約されない③当初計画のまま進めたい
4月6日 住林に対し再度見直しの要請のメイル送付
4月7日 住林より回答
4月8日 住林にメイル送付
4月15日 住林より回答
4月15日 住林にメイル
4月16日 住林に会長からメイル
4月13日 藤沢市議会議員と役員3名で面談
4月18日 藤沢市議会議員と役員3名で 建設指導課訪問
2.今後の進め方
2-1,住林に対し
引き続き折衝を続ける。
出席者からは、こちらの要望を整理して提案を行っていく必要性があると意見あり。何故3F建がダメなのか。どの様な形状の建築物であれば受容出来るのか。過去の経緯も踏まえた検討が必要。本日時点での決定としては引き続き2F建てに収めてほしいという住民意向及び建築予定の図面の開示をメールで求めていく。また住林上層部への手紙の発送を自治会より行っていく事となる。
2-2,報道機関
各報道機関に取材申込。23日時点で朝日新聞、神奈川新聞、タウンニュースに連絡をしており、取材可否の返答待ち。取材を受けることについては出席者からは反対意見聞かれず。あくまで現状起きている問題について社会に訴える意義であり、住林と自治会の対立を強く示す内容とならない様に注意していく。
2-3,市建築指導課等
建築基準の見直し
そもそもの問題は、湘風台自治会において当該エリアだけが第一種中高層指定となっていること。詳細は不明だが、元々幹線道路に面した日大の土地であったことから日大の建築基準に沿った指定となっていることが理由と思われる。下記②、③の検討も今後必要。
2-4,地域協定
自治会として地域協定を明文化
・自治会として地域協定を明文化していくか
手段としては①住民協定②建築協定③用途見直しが考えられる。①に関しては法的拘束力こそ無いものの藤沢市を通じて周知していくことが可能。但し、反対者がいればその土地のみ歯抜けの協定となってしまうことに留意。鵠沼地区の住民協定が藤沢市HPに載っており、参考にしていく。住民協定の作り方については詳細を会長から市に確認していく。また、住民協定を設けるにあたっては運営委員会を設置する必要があり、自治会主体において住民への説明書を用意していく方向で検討。
②について、法的拘束力は望めるものの住民全員の合意が必須となる。片瀬山地区の協定が藤沢市HPで閲覧可能。
③については都市計画への反映が必要であり年単位での所要時間が必要。
いずれの手段においても現在動いているアパート建築計画を中断させる効力は無い。また出席者からも、自身の子や孫の代に及ぶ資産価値下落の可能性や土地用途が限定されてしまうことについて懸念の声が挙がる。「景観の保持」「住みやすい地域の保持」の視点と合わせて住民間の意向すり合わせが今後も必要になる。
2—5,隣接自治会の協力要請
富士見台、大神自治会に協力を求める
18日の自治連総会にて副会長より呼びかけを行っていただいている。協力する旨他自治会員から意思表明する声もいただいている。署名を拡大するのであれば先ずは湘風台自治会内から行っていくこととする。しかし、3F建アパートが建つことによる問題点を整理しきれないまま全住民に賛否をとることについては妥当性が認められないと出席者より意見あり。
2-6,その他
当初住林が示していたスケジュールでは既に建築申請が出されているはずだったが18日時点では未だ出されていない。今後安田市議会議員を通じて最新の建築申請状況を確認していく。
以上
4月29日追記
住友林業より防犯灯移設の打ち合わせ申し出のメールが会長宛に届く。詳細な図面の住民への開示配布を求める。施主に確認する旨返答を得ている。